瀬戸内オリーブ園は香川県坂出市の海辺に展開する広大なオリーブ園((株)瀬戸内オリーブ)です。近代的な育成・管理方式を採用して上質なオリーブオイルを提供するとともに、絶えず研究開発を続け、オリーブを核にした複合化農業を目指しています。

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瀬戸内オリーブ園が目指す近未来の具体的な行動指針
(瀬戸内オリーブ園の挑戦)

瀬戸内オリーブ園の「挑戦」

前述したように、瀬戸内オリーブ園は、当初から、周辺にある自然環境、文化施設、歴史的史跡、人工施設、農産物、人材などを機能的に組み合わせた複合型営農形態の確立を模索していくと同時に、結果として、自然共生空間の創生を目指すものです。その第一段として導入した、高齢者を中心にした“週休4日制の労働体制”は高齢化社会に中で避けて通ることのできない社会問題の解決策の1つとして多くの反響を起こし始めています。高齢化社会が進展する中での労働力確保のための苦肉の策であると同時に定年退職後の労働力を効果的に活用するための施策でもあります。当面、平成30年頃を目途に瀬戸内オリーブ園が目指す方向は以下の5つに集約できます。

1)地域に密着した瀬戸内オリーブ園

地域の人達と共に、周辺の企業や各種施設が一体となった自然共生空間“さかいでオアシス”の実現を目指します。それぞれ異なった企業で生産され伝統と特徴を有した商品のコラボレーション、共通マルシェの開設、観光オリーブ園を中心にした常設コンサートホールの開設など、空間的には「地域環境整備を中核にした地域の活性化」がキーワードになり、そこに住む人々にとっては「セカンドライフの充実」が目標になります。

2)地域住民と一緒に行動できる瀬戸内オリーブ園

瀬戸内オリーブ園の近在に大量に生産されている金時みかん、金時芋、金時ニンジン、大根、アスパラ、キャベツ、ブロッコリーなどの野菜、松が浦漁港から揚がる魚類などの有効活用が当面も目標です。これらの農産物はオリーブオイルを活用するには格好の食材になります。地域の直材を活かした“地中海瀬戸内料理”の創作と普及が地域の活性化貢献できるものと考え、近隣農家や漁業者との協働を目指し、時間をかけて意思疎通を図っていきます。

3)新しい雇用体制の確立

オリーブ園の育成・管理業務には年間を通じて単純労働を主体にした労働力が必要です。特に、収穫時期を中心にした1時期は密度の高い労働力が要求されます。生産労働人口の減少が極度に顕著である地方部にあっては若年労働者の確保は極めて難しい課題です。このような労働環境の中で、瀬戸内オリーブ園では、60歳を越えた定年退職者を雇用することで社会貢献を考えています。具体的には、高齢者を中心にした“週休4日制の労働体制”を導入する事によって、高齢者への雇用機会の提供と高齢化社会の進展によって注目度が高まっている夫害病(夫が毎日自宅に居るようになると奥さんの精神的ストレスが高まる)対策に貢献します。高齢化社会に対する一石三鳥の効果が望めると共に社会問題に貢献できるはずです。

4)高齢化社会を前提とした安全な健康食品の提供

少しでも長く健康年齢を保つためには適度の運動に加えて健康食品の摂取が必要なことは言うまでもありません。また、上質なオリーブオイルが健康食品の1つであることも論を待ちません。瀬戸内オリーブ園が核となって健康と運動をテーマにした予防医学を啓発していくことを考えています。当面(~平成30年ころ)は、オリーブオイルの自家消費も考慮して会員制のレストランを開設します。パン焼き機、ナン焼き窯などの設置と自家生産によって、集客による地域の活性化につなげていきます。

5)エネルギーの自家生産

広大な敷地を有効活用して、将来的には1メガキロワット/時規模の太陽光発電装置を設置します。瀬戸内オリーブ園を中心にした“さかいでオアシス”で消費するエネルギーの完全自給を基本理念にすると共に、余剰エネルギーは新しい農業形態創生の核になります。オリーブと言う新しい素材を中心に、次世代に引き継いでいける社会基盤施設の創生を考えています。

添付図は瀬戸内オリーブ園がこれから進んでいこうとする方向を模式的に現したものです。